comment put_inspection : アノテーションに紐づけて検査コメントを付与するときは、座標値を表す情報は空を許可する。

[yuji38kwmt]

comment put_inspection

https://annofab-cli.readthedocs.io/ja/latest/command_reference/comment/put_inspection.html

現在の仕様

アノテーションの紐づけて検査コメントを付与する場合でも、dataキーに座標情報を指定する必要があります。
これは、画像エディタや動画エディタでの検査コメントを付与するときの仕様と同じです。
WebAPIの制約をそのままCLIに持ってきた形式です。

{
    "task1":{
        "input_data1": [
            {
                "comment": "枠がズレています。 #A1",
                "data": {
                    "coordinates":[
                        {"x":20, "y":20}, {"x":30, "y":30}
                    ],
                    "_type": "Polyline"
                },
                "annotation_id": "foo",
                "phrases": ["A1"]
            }
        ]
}

$ annofabcli comment put_inspection --project_id prj1 --json file://comment.json

新しい仕様

アノテーションに紐づける場合、アノテーションの座標値そのものを検査コメントの座標値にしたいケースがあります。
たとえば3DエディタのCUBOIDの場合、指定する情報が多いので、dataキーを空にできると便利です。

dataのデフォルト値は以下の通りです。

• 画像エディタ
  • 塗りつぶし: (x=0,y=0)の位置
  • 全体: (x=0,y=0)の位置
  • 点: 点と同じ位置
  • 矩形、ポリライン、ポリゴン：ポリラインでアノテーションと同じ位置
• 動画エディタ
  • 区間: 区間と同じ値
  • 全体: 開始から1秒区間（本当は動画の長さを取得したいが、アノテーション情報には含まれていないため）
• 3次元エディタ
  • CUBOID: CUBOIDと同じ値
  • SEGMENT: 原点に対して1辺が1のCUBOID（アノテーション情報は点群のインデックスなので、座標値情報を取得することができないため）