空間IDプラスモジュール

概要

任意の座標を空間IDに変換するモジュールです。

• 利用するためには別途、外部ライブラリのインストールが必要です(後述)。
• 提供機能は以下の通りです。
  • 任意の座標と座標を結ぶ線を中心軸とした円柱状の空間IDを取得する機能
• 空間ID仕様についてはDigital Architecture Design Center 3次元空間情報基盤アーキテクチャ検討会 会議資料を参照して下さい。

事前インストールが必要な外部ライブラリ

外部ライブラリとしてAzul3Dを使用しています。 Azul3Dの動作の前提としてODEライブラリが必要になるため、事前にインストールが必要です。

インストール手順は下記です。

ODEのインストール手順

ODEはC++の物理エンジンです。

公式サイト

Azul3DではODEをWrapして衝突判定に用いています。そのため、Azul3Dの前提ライブラリとしてインストールします。

1. ODEのソースを取得します。 最新版のソース
2. ファイルを解凍して配置します。
3. 配置先をカレントにして下記コマンドでインストールします。

$ cd ode-0.16.2
$ ./configure --enable-double-precision --enable-shared
$ make
$ sudo make install

• トラブルシューティング Azul3Dのパッケージをimportしたプログラムの実行時に下記のメッセージが出た場合

error while loading shared libraries: libode.so.8: cannot open shared object file: No such file or directory

1. 「/etc/ld.so.conf」を編集し、「/usr/local/lib」をファイル末尾に追加します。
2. 下記、コマンドを実行します。

$ sudo /sbin/ldconfig

外部ライブラリ

• 外部ライブラリ
  • ODE
    • バージョン:0.16.2
    • 確認日:2023/3/8
    • 用途:円柱と空間ボクセルの衝突確認に使用します。